――実際に導入した印象はいかがでしたか?
(平川)まさにかゆいところに手が届くツールだと感じました。新卒で入社した私にとって、コアラは業務の効率化だけでなく、IT用語やマッチング方法の習得にも役立ちました。
コアラを導入してからまもなく3年が経過します。その間に私の業務内容も変わり、マッチング以外の業務も増えました。現在マッチング業務にあてられる時間は多めに見積もっても4時間程度です。しかし、時間は半分になりましたが、提案件数は倍以上になりました。また、当時は提案してもマッチングできるのは週に2、3組程度でしたが、現在は週に5、6組程度マッチングが成立するほどに。コアラ導入で、時間短縮だけでなく、マッチングの精度向上の効果も感じています。
(石井)コアラはマッチング業務だけでなく、若手の教育にも役立っています。弊社には新卒の営業担当者も多いのですが、エンジニア経験でもない限りは技術のことはなかなか分かりません。開発言語は数えきれないほどありますし、インフラなのかクラウドなのか、また作業のフェーズによっても求められる技術が違います。エンジニアに対して一番良い案件を紹介しようとしても、どういう検索でどうやって案件を探せばいいのかが分からないで苦労してしまうことが多くあります。
コアラではAIが重要なスキルをハイライトしたり、マッチング候補をAIがリストアップしたりしてくれるので、若手社員はコアラの提案候補からマッチング方法を学ぶことができます。
※ コアラでは選んだ案件や人材に対してAI がマッチング候補を自動でリストアップします
――特に、コアラのどのような機能が便利だと感じましたか?
(平川)検索機能が最も作業効率を上げてくれました。ただ単語を検索するだけではなく、単価や年齢、国籍など細かい設定で検索できるのは、非常に便利な機能だと思っています。
※ コアラではメールが案件・人材に自動で振り分けられ、メール内から自動的に抽出された商流深度、金額、雇用形態などの条件で検索できます
(石井)レポート機能のデータ分析は、営業戦略を練るのに非常に役立っています。社内に届く膨大な量のメールから、今月は開発系の案件が多い、女性の技術者の求人が多いなど、月ごとの傾向をまとめててくれますし、年齢層や単価などの相場が分かるので、経営側としてはKPIを立てやすくなり、非常に助かっています。
※ コアラのレポート機能を使うと、スキル毎の相場情報や、各BPの特徴を分析できます
あとは、「王冠」機能。同じエンジニアについてA社、B社、C社と複数のBPから人材メールが届いている場合、視覚的にわかりやすいように並べて表示した上で、最も商流の浅い会社に「王冠」マークを付けてくれます。これはSES営業について熟知していなければできないサービスだと思い、感動さえ覚えましたね。
※ コアラの王冠マーク機能では、出元が同じ案件・人材について、最も条件が良いメールに王冠マーク、それ以外に王冠斜線マークを表示することで、自社の利益を最大化することができます。
コアラを導入して3年ほど経過しましたが、使っていくうちにどんどん新しい機能が追加されていくことにも驚きます。顧客からの声に対するレスポンスも非常に早く、要望を真剣に検討してくれます。コアラの機能向上とともに、弊社も圧倒的なスピードで成長してきた3年間でした。